リフォーム攻略術

 まずどこをリフォームするか決定しましょう。
長く暮らしてくるといろいろと不便なことが起こったり、老朽化によって使用が困難な部分が目に付くようになります。家族で話し合って工事をするところを決めましょう。あれもこれもと、やりたい箇所が多くて予算が足りないと思われるときは、優先順位をつけて絞り込みます。
リフォームの内容がはっきりしたら、今度はそのための情報を集めて見ましょう。
新聞などに時々入るリフォームチラシ、住宅雑誌、インターネットなどで施工例や概算での費用を調べてみましょう。また、設備商品はリフォームに占める比重が高いので、住宅設備メーカーのショールームや住宅展示場などを回って、実際の使い方やデザインを確認しておきましょう。
 大切なお金をリフォームで有効に使うために資金計画はしっかりと立てましょう。かけられる資金のうち、どれ位かかるのか大まかな予算を組んでみましょう。集めた情報の中から工事代金など世間相場を推測します。
自分の周りに似たようなリフォームをした人がいれば参考になるでしょう。
また、目に見えない床下や屋根裏など普段目にしないところが痛んでいると、思わぬ費用が発生することがあるので余裕のある予算組みが大事です。
直接工事費以外にも、契約に必要な印紙税、ローンを借りる手続きに掛かる費用や建築確認申請や完了検査のための費用、仮住まいをする場合の住居費や引越し費用などが必要となります。
 工事の良し悪しは、業者選定に大きく左右されます。
最近リフォームを標榜する業者はとても多く、どの業者が優良な業者なのかわからないと思います。
500万円以下の工事であれば誰でも請け負うことができるため、リフォームに参入する業者が多いということもあります。工務店やリフォーム専門業者の他に内装、外装、屋根などの専門業者や家電量販店、デパート、ホームセンターなどさまざまな業者があります。
自分のリフォーム計画に見合った業者選びが肝心ですが、以下に要点をまとめてみました。
  1. あなたの目指すリフォームに、事業者の業務内容がマッチしているか。
  2. 経験豊富で実績がある事業者か。
  3. 建築士や増改築相談員などの資格者がいるか。
  4. リフォーム関連団体に所属しているか。
  5. 自宅からあまり遠くない事業者か。(車で1時間以内が目安)
  6. 依頼者の希望や要望を詳しく聞いてくれるか。
  7. 工事の工程や注意事項についてあらかじめ説明してくれるか。
  8. 工事完了後の保障についても詳しく説明してくれるか。
 複数の業者から見積もりを取ることを『相見積もり』といいます。
工事の内容が具体的に決まっている場合は、候補の業者すべてに同じ条件で見積もり依頼しましょう。同じ条件でなければ、どの業者が良いか判断できないからです。
具体的な内容が決まっていない場合は、設計工事内容に関する提案書見積書を提出してもらいましょう。あらかじめ「相見積もりの依頼であること」「無料見積もりであること」などを明確に伝えましょう。
また、各業者に「同じ条件・希望を正確に伝えること」「単価や数量・仕様などの明細がわかるように作成してもらうこと」「提示された見積もりは他の業者に見せない」などがポイントです。
同じ条件で依頼したつもりでも、相見積もりの金額に大きく差が出てしまうこともあります。見積もり内容が、希望条件にあっているかチェックしましょう。
工事内容がわかりにくく「工事一式」などと表示されているものは、単価、数量、仕様、品名などの明細を求めましょう。
工事場所が複数に及ぶ場合は、部位別の見積もりであれば、追加や変更の際清算が容易になることと、どの部位が予算オーバーかどうか計画を修正するときに便利です。
 工事依頼業者が決まるといよいよ契約です。
契約書は業者との約束事を書面にしたものです。工事の大小を問わず必ず契約書を取り交わしましょう。
契約した内容を明確に書面に残すことは、後々のトラブルを防ぐだけでなく、工事にクレームが発生した場合なども、契約書の内容に沿って解決されることになるので安心です。
  ●金額や工期に影響が出ないように、再度充分工事内容を詰めておきましょう。
  ●契約書には、工事内容や金額のほか、工期など明記されるべき内容があります。事前の打ち合わせと合っているか確認しましょう。
  ●契約書以外に設計図、仕様書、見積書などを確認しましょう。
  ●万一トラブルが発生した場合の保証や責任について、契約書にどのように定められているか確認しましょう。
 工事に当たっては、工事部分の家財の片付けなど事前の準備が必要です。業者とよく打ち合わせを行い、工事に支障のないようにしましょう。
水周りの工事では、一定期間使用できなくなります。期間中の生活の仕方をしっかり準備しましょう。特にトイレのリフォームは、生活に大きく影響が出ます。最短でできる工法や仮設が必要であれば事前に業者に相談しましょう。
工事車両、施工業者の出入りや騒音、ほこり、ごみなど普段の生活とは異なる状況が起こるので工事着手前には必ず近所に挨拶をしましょう。マンションなどの集合住宅の場合は、自治会や管理事務所に届けを義務つけているところが大半です。規約を守った工事を行う必要があります。
工事が始まったら、工程表通りに工事が進んでいるか、業者の担当者から定期的に報告してもらいましょう。工事の手順や内容などに疑問があれば、早めに工事担当者と話し合って解決しておきましょう。
リフォームは事前に充分な打ち合わせを行っていても追加や変更が度々発生します。変更を依頼する場合は早めに業者にその旨を伝えて、できるだけ工事が中断することがないようにしましょう。また、変更内容は書面や図面で記録を残しておき、清算の際トラブルにならないようにしましょう。できたら変更の都度見積書を提出してもらい契約変更をしておくと安心ですね。
 工事が完了したら業者と一緒に仕上がりをチェックして引渡しを受けましょう。
引渡しを受けるときは、『工事完成引渡し書』を取り交わすのが一般的です。もし図面と違っていたり、手直しが必要な場所が見つかった場合は、業者に指示して直してもらいます。設備機器も使い方を教えてもらいましょう。設備機器の保証期間の確認と共に工事の保証期間も確認しましょう。(躯体、内装、外装、設備など)

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